建築技能専門学院

建築技能専門学院

平成29年度訓練校生徒募集要項

【29年訓練校生徒募集は締切ました】

技能者としての「大工」の今後

国土交通省は、数年前から、リフォーム市場の拡大や中古住宅市場を活性化に政策転換して、戦後永く続いてきた新築重視の住宅政策から方向転換しました。

これは、既存住宅をリフォームや、定期的に補修することで価値を高め、住宅に投資した価値を長期間維持し、住宅の長寿命化・省エネ化を計ることで、日本の資源の有効活用を計ることを目的としています。

こうした国の政策転換により、プレカット全盛のなかにあっても、大規模リフォームの現場では、大工の持つ造作・仕上げなどの現場での加工技術は言うに及ばず、構造の見極め・工事の進捗管理と、工事を担う重要な立場にあり、優れた技能・技術を持った大工の存在は不可欠です。

さらに、住宅の長寿命化推進には、住み継ぐ需要増のための中古住宅市場の拡大と同時に、劣化防止と省エネ化や耐震化と言った住宅機能の向上を計るリフォームは不可欠です。

特に構造部分に及ぶリフォームの現場では、墨付け・手刻みが出来る優秀な大工技能者は今後ますます重要な存在となってくることでしょう。

この様な背景のなかで、当協会併設の「建築技能専門学院」では、平成29年6月17日よりスタートする木造建築科規矩術コースの訓練生を募集致します。

一般課程ではノミや鉋や使い方・研ぎ方・基本動作や、日本に古から伝わる建築技術である規矩術(指しがねを使い作図や墨付けをする)の知識と実技を訓練致しますので、学びたいと思っている一般の経験のない方も丁寧に指導します。

専門課程は、一般課程の応用・実践として、希望者で一定の実務経験、又は受験資格を有する方に、6日間・42時間で、国家試験である建築大工の技能検定合格レベルに達する技能が身につくように構成されたカリキュラムに基づいた訓練をします。

募集期間 平成29年3月16日~
応募資格
技能検定
一般課程は、建築大工の規矩術(指しがね使い)を学びたい方。
専門課程は、技能検定を受検しますので下記の資格が必要です。
【3級】
高校・高専・短大・大学の建築科卒業者・在学生は実務経験不問。
実務経験のみの場合は、あればよく期間は問わず。
【2級】
高校・高専・短大・大学の建築科卒業者は実務経験不問(3級合格者は在校生も可)。
実務経験のみの場合は2年以上。
【1級】
建築科卒業者は高卒後6年、短大卒後5年、大卒後4年の実務。
実務経験のみの場合は7年(2級合格者は2年)以上。
募集人数 10名
訓練日時 訓練時間割参照
訓練費用 【一般課程】
一般の方 20,000円(入学時納入)。
当協会の会員の子弟・所属従業員は10,000円。
【専門課程】
1級、一般の方 60,000円(当協会子弟、従業員40.000円)。
2,3級、一般の方 40,000円(当協会子弟、従業員20.000円。専門課程は11月に納入、尚、一度納入した訓練費は返還できません。
*検定の受験料は各自負担となります。
・実技約17,900円・学科約3,100円(指導員と建築士の資格者は学科免除)
申込方法 入学願書に必要事項記入し写真を添え下記に郵送(折曲げ可)して下さい。
〒113-0022 文京区千駄木3-47-3
(公社)東京中小建築業協会
写真 専門課程の方は、タテ5センチ×ヨコ4センチを2枚ご用意ください。
ロッカー 人数分あります。
技能五輪 平成7年1月1日以降に出生した事業主の推薦のある方は、技能五輪全国大会東京都予選に出場(2級技能検定を兼ねる)することができます。
用具 できる範囲で下記の道具をご用意ください。
ノミ(3・4・6・8・1寸2分)、鉋(荒・中、仕上げ)、バール、けびき、
のこぎり(8・9寸)、まきがね、自由がね、さしがね(裏目付き)、
計算機(ルート付き)、三角定規と1メートル位の直定規、鉛筆、消しゴム。
問合せ・願書 訓練校協会事務局まで、03-3823-5944
(HPよりダウンロードもできます。)
留意事項 技能士試験を目指す、長い実務経験持つ方の中には、2級を飛ばしていきなり1級から挑戦する方、又、一般課程を飛ばして、専門課程から入校希望する方が最近多く見受けられます。
ノミ・鉋を普段から使い慣れていても、技能士の実技試験には、原寸図の作成・部材への墨付けがあり、かなりの経験者でも多くの方がここでつまずいています。
最近は、合格率が1級では20%位(26年度・東京都)と厳しくなっておりますが、この試験は競争試験ではなく、一定水準の得点に達すれば必ず合格する試験ですので、極力一般課程からの通しで受講し、基礎力をしっかり身につけて本番に臨んでいただくことをお勧めいたします。

一級建築大工技能士試験課題 (21年度)

制作風景

制作風景

授業風景

平成29年度訓練時間割

(H29年6月~30年1月) 普通訓練短期課程・木造建築科規矩術コース

時間
科目(実習内容)
備考
【一般課程】
6月
17日
(土)
10:0017:00
大工道具の選定と使い方、研ぎ方、基本動作
7月
8日
(土)
10:0017:00
規矩術の基本
さしがねの使い方
8月
5日
(土)
10:0017:00
木けずり・ほぞの取り方、ほぞ穴の掘り方など刻み、その1
19日
(土)
10:0017:00
刻み、その2と 四方転びなど 検定実施公示 9月初旬
9月
16
(土)
10:0017:00
原寸図作成の基本と実習 受験申請10月初中旬
10月

7日
(土)
10:00~17:00
墨付けの仕方と実習
【専門課程】
11月
11日
(土)
9:0017:00
振れタルキ等の墨付け・木削りの基本と実習
学科試験対策講習
実技試験課題公表
11月下旬
12月
2日
(土)
9:00~17:00
公表された課題に対応した原寸図作成・墨付け、刻み等
16日
(土)
9:00~17:00
公表された課題に対応した原寸図作成・墨付け、刻み等
30年1 月
7日
(日)
9:00~17:00
公表された課題に対応した原寸図の作成・墨付け、刻み等
8日
(月)
9:00~17:00
公表された課題に対応した原寸図の作成・墨付け、刻み、組み立て
13日
(土)
9:00~17:00
公表された課題に対応した原寸図の作成、墨付け、刻み、組み立て、及びトラブル対処法 技能検定1月下旬
結果発表3月中旬

訓練場所:文京区千駄木3-47-3 建築技能専門学院、JR山手線「西日暮里駅」左徒歩6分。

【29年訓練校生徒募集は締切ました】